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毎月の返済が苦しくなり、「このまま返せなくなったらどうなるのだろう」と不安を抱えている方は少なくありません。借金の返済が滞ると、段階的にさまざまなことが起こります。

15年にわたり借金問題に取り組んできた経験から申し上げると、早い段階で適切な対応を取れば、最悪の事態は回避できます。滞納から差押えまでの流れと、各段階での正しい対処法を解説します。

弁護士に依頼するとこう変わる(督促停止・返済一時ストップ・弁護士が代理人に)

【滞納1~2ヶ月目】督促状と電話連絡

返済を滞納すると、まず債権者(消費者金融やカード会社)から督促の連絡が始まります。

電話での連絡
最初は携帯電話や自宅への電話連絡が来ます。「お支払いの確認」という丁寧な形で連絡されることが多いです。この段階では、返済日の変更や分割の相談に応じてもらえることもあります。

督促状・催告書の送付
電話と並行して、書面での督促も届きます。最初は「お支払いのお願い」程度の文面ですが、滞納期間が長くなると「催告書」として、法的措置を示唆する内容に変わっていきます。

この段階での対処法
督促を無視せず、返済が難しい状況であれば正直に伝えることが大切です。ただし、返済のめどが立たないのに「来月払います」と安易な約束をしてしまうと、問題の先送りにしかなりません。返済の見通しが立たない場合は、この段階で弁護士に相談することをお勧めします。

【滞納3ヶ月目以降】信用情報への登録と一括請求

滞納が3ヶ月程度続くと、状況は大きく変わります。

信用情報に事故情報が登録される
いわゆる「ブラックリスト」に載る状態です。信用情報機関に延滞の事実が登録され、新たなクレジットカードの作成やローンの利用が困難になります。

期限の利益の喪失と一括請求
多くのローン契約では、一定期間の滞納があると「期限の利益」を喪失する条項が定められています。期限の利益を失うと、残りの借金を一括で返済するよう請求されます。毎月3万円の返済だったものが、突然「残額150万円を一括で支払え」という請求に変わるのです。

債権譲渡・保証会社の代位弁済
債権が債権回収会社(サービサー)に譲渡されたり、保証会社が代位弁済を行ったりすることがあります。これにより、請求の相手が変わります。

この段階での対処法
一括請求を受けても、現実に一括で返済できる方はほとんどいません。放置していると次の段階(裁判)に進んでしまいます。この段階であれば、任意整理により分割返済の交渉が可能なケースが多いです。弁護士に依頼すれば、受任通知の送付により督促も止まります。

【裁判所からの通知】支払督促・訴状が届く

一括請求にも応じないまま放置すると、債権者は裁判手続きに移ります。

支払督促
裁判所から「支払督促」という書類が届くことがあります。これは、債権者の申立てに基づいて裁判所が発する支払命令です。受け取ってから2週間以内に異議申立てをしないと、債権者の請求がそのまま認められてしまいます。

訴状
支払督促ではなく、通常の訴訟として訴状が届く場合もあります。答弁書の提出期限や口頭弁論の期日が指定されており、無視すると欠席判決で債権者の請求が認められます。

この段階での対処法
裁判所からの書類は絶対に放置してはいけません。放置すると、債権者の主張がすべて認められ、次の差押えの段階に進んでしまいます。裁判所から書類が届いたら、すぐに弁護士に相談してください。弁護士に依頼すれば、裁判の対応と並行して債務整理の手続きを進めることができます。

【判決確定後】強制執行・差押え

裁判で判決が確定すると、債権者は「債務名義」を取得します。これにより、強制執行(差押え)の申立てが可能になります。

給与差押え
もっとも多いのが給与の差押えです。原則として手取り額の4分の1が毎月差し押さえられます。差押えは勤務先に通知されるため、借金の存在が職場に知られてしまいます。しかも、借金を完済するまで毎月継続します。

預金口座の差押え
銀行口座にある預金も差押えの対象です。差押え時点の残高から、債権者の請求額の範囲で差し押さえられます。給料日の直後に差し押さえられると、生活費がなくなる深刻な事態になります。

その他の財産の差押え
不動産、自動車、保険の解約返戻金なども差押えの対象になり得ます。

この段階での対処法
差押えを受けた場合でも、自己破産や個人再生の申立てにより差押えを止めることは可能です。ただし、手続きには準備期間が必要ですので、一日でも早く弁護士に相談することが重要です。

早期相談が重要な理由

ここまでの流れをご覧いただくと分かるとおり、滞納の初期段階ほど選択肢が多く、対応もスムーズに進められます

督促状の段階であれば、任意整理で利息をカットし、無理のない分割返済に変更できる可能性が高いです。裁判になる前であれば、手続きの選択肢も広く、弁護士費用の準備期間も確保しやすくなります。

反対に、差押えの段階まで進んでしまうと、緊急の対応が必要になり、手続きの選択肢も限られてしまいます。15年の経験から、「もっと早く相談すればよかった」とおっしゃる方が本当に多いです。

返済が厳しいと感じた時点で、できるだけ早くご相談ください。早期の相談は、解決の選択肢を広げるもっとも確実な方法です。

まとめ

借金問題の解決ビフォーアフター

借金が返せなくなると、督促→一括請求→裁判→差押えという段階を経て、状況は次第に深刻化していきます。しかし、どの段階であっても法的な対処法はあります。大切なのは、放置しないことです。

当事務所では、借金問題に関する初回相談を無料でお受けしています。現在の状況を伺い、最適な解決方法をご提案します。督促状が届いた段階でも、裁判所から書類が届いた段階でも、まずはお電話でご連絡ください。

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